コーチスクリューを使って柱を立てる、使い方と下穴サイズ

自転車置き場
ワッタ
ワッタ

ひとりで自転車置き場をDIYしているよ。
柱を立てるためにコーチスクリューを使ってみたんだけど、丈夫で便利でいいね!
はじめてのDIYでも大丈夫、使い方を紹介するよ。

 

 

コーチスクリューというネジの王様みたいなものがあります。
今回は自転車置き場をひとりでDIYで作っています。
そこでDIY初心者がはじめてコーチスクリューを使ってみたので紹介します。

 

この記事はこんな方におすすめです。

コーチスクリューのサイズ選びが分からない?
コーチスクリューの下穴はどれくらい?
コーチスクリューはどうやって使うの?

 

 

この記事では、コーチスクリューをどこにどうやって使うのか説明します。

自転車置き場の基礎にプレート付束石を使っているんですが、そのプレート付束石に9×9cmの角材を立てます。
この柱になる9×9cmの角材を固定するのに今回紹介するコーチスクリューを使います。
コーススレッドのネジだけではちょっと安定感がありませんね。

 

コーチスクリューの下穴のサイズを決めるのにも苦労しました。
下穴のサイズや下穴をあけるのに使った工具などもあわせて紹介します。

 

自転車置き場のDIYのすべての作業風景をまとめています。
こちらの記事も参考にしてください。

DIYした自転車置き場のすべてを紹介

 

失敗談

 

いきなりですが失敗談です・・。

はじめコーチスクリューのサイズをM9にしてやってみました。

M9サイズでも柱は固定はされていました。
(画像ではM12サイズです)
ですが、基礎に使った束石プレートの穴が案外大きかったのです。
穴に対してM9サイズのコーチスクリューの頭の部分が少し小さかったです。

 

形が少し小さかったので隙間が出きてしまい、雨水が入っていきそうでした。
雨水で腐食してしまっては長持ちしませんのでやり直ししました。
M9サイズでは頭の大きさが小さくて失敗しました。

 

ということで、コーチスクリューをM12サイズに変えて完成させたという経緯があります。
コーチスクリューの値段が安かったので助かりました。
高価だったらM9サイズでそのままだったと思います。
そんな失敗もあり、M12サイズでおさまりました。

 

コーチスクリューを選ぶ

 

コーチスクリューにはいろいろサイズが有ります。
木工用ネジのコーススレッドより何倍も大きいネジです。
なので使い方も全然違います、下穴をあけなければなりません。
ネジの頭も六角形をしていますのでプラスやマイナスのドライバーでは締めることができません。
コーチスクリューを締めるためにも工具が必要になります。

 

コーチスクリューのサイズです。
サイズはいろいろ有りますが規格は決まっています。
なのでその中から目的にあったコーチスクリューを選ぶことになります。

 

M6・M8・M9・M12など数字が記載されています。
数字によって大きさがかわります。
数字が大きければサイズも大きくなります。

 

今回のわたしが選んだコーチスクリューです。

 

サイズは12×75と記載されています。
12とは規格サイズM12になります。
頭の大きさは約21mmくらいになります。
75とは頭の下からネジの先まで長さです約75mmになります。
ネジ部分の太さは12mmくらいになります。

 

コーチスクリューの下穴サイズ

 

コーチスクリューは上で紹介したように太くて大きなサイズです。
電動ドライバーで締めることはできません。
まずは柱に下穴をあけてることからはじめます。
下穴あけるときは2つのポイントがあります。

 

1.コーチスクリューのサイズより短く

下穴に金づちで叩いて食い込ませてから締めていきます。
コーチスクリューと同じサイズで下穴を開けてしまうとスカスカになります。

2.細くあけることがポイントです

コーチスクリューの太さと同じくらいに下穴を開けると食い込みません。
スカスカになります。
細く下穴を開けるとガッチリ食い込んでいきます。

 

下穴をあけるために使ったドリルはこちら。

 

 

木工用ドリルインパクトビットロング 10mm
インパクトドライバーで使えるのでさっと取り出して簡単に付け替えできます。

インパクトビットロング 12mm

12mmサイズもあるのでコーチスクリューの太さに合わせて使い分けが必要です。

 

しつこいですが、コーチスクリューの太さよりひとまわり小さい下穴を開けてくださいね。

 

実際、下穴をあけてみた感想です。

スターエムの 木工用ドリルは切れ味は良くてストレスはありませんでした。
ドリルはロングサイズを選びましたが使いやすかったです。
下穴がまっすぐ斜めにならないようにすることに注意してください。
ロングサイズだと狭いスペースで作業するとき苦労するかなと思いました。

 

下穴をあけてねじ込む

 

 

柱に下穴をあけてコーチスクリューをねじ込みます。
下が実際やってみた画像です。

 

1.プレート付き束石が基礎です
柱を固定するためコーススレッド用の下穴を4か所あける。


いっかい仮で柱を立ててみましょう。
束石のプレートの穴に合わせて、4か所に鉛筆などで印をつけました。

印をつけたら柱を横にしてコーススレッドの下穴をあけました。
立てたままだと不安定で作業がやりにくいです。

 

2.柱をコーススレッドで固定
それからコーチスクリューの下穴。

コーススレッド4本打ち込んで柱を立てます。
結構ぐらぐらするので注意です。
屋外用のステンレスのコーススレッドがいいかもです。
ステンレスの値段は高いですがサビ防止の効果があります。
それからプレートの真ん中に大きな穴があいています。
そこにコーチスクリュー用の下穴をあけました。
下穴は大体3cmくらい、精度は気にしていません。

 

 

 

3.下穴にコーチスクリューを仮で差し込む。
コーチスクリューを下穴に軽く差し込みます。
金づちで5、6回たたくと下穴の中に入っていって食い込みます。
この時点でも案外ぐらぐらしていまので注意です。

 

4.めがねレンチを使って締めていきます。
わたしが使ったコーチスクリューのサイズはM12。
めがねレンチを使って締めることができました。
めがねレンチのサイズは「19」です。
「ラチェット式のめがねレンチがあれば作業がはかどったなぁ」
「便利だったな」と思いました。

ラチェットレンチだとはめたり外したりすることが無くなります。
普通のめがねレンチでもぜんぜん問題なく締めれますがちょっとイライラします。

 

 

完成しました。
やっぱりコーチスクリューは頑丈です。
コーススレッド4本だけだとグラグラですが、これだとかなり安心感はあります。

 

まとめ

 

 

この記事ではコーチスクリューの使い方を紹介しました。
柱を立てて固定するのは力作業です。
作業がバタバタしてしまわないために電動インパクトドライバーが二つ以上あると便利です。
インパクトドライバーはひとつでも仕事できますが二つあるともっとはかどります。

 

わたしはブラックアンドデッカーとマキタを使っています。
ブラックアンドデッカーはデザインがカッコいいです、マキタは何年も使っていますが調子がいいです。
レビューしているので参考にしてください。

ブラックアンドデッカーマルチツールの使った感想と価格

 

自転車置き場の柱は長いところで約2mあります。
コーススレッド4本だけでは強風が吹いたらアウトです。
そこではじめてコーチスクリューを使ってみました。

 

初めてコーチスクリューを使ってみてですが、ネットでやり方を調べて作業しましたがDIY初心者なりにうまくできたと思っています。
ネジやドリルのサイズはどんなものを選べばいいのか迷いました。
サイズは注意して選んだ方がいいですね。