DIY自転車置き場の柱が割れてきた【木割れ・干割れ】

自転車置き場

自転車置き場をDIYしたときの柱が割れてきました。
柱の木材が縦にスパッと刃物で裂いたように亀裂が入っています。
亀裂を埋めるとか柱をやり直すとかしなければならないかと不安になりました。

 

まずはこの自転車置き場に使った柱がなぜ割れて亀裂が入ったのか調べてみました。
このまま木材の割れ方がひどくなってポキッと折れてしまうんじゃないかと心配になったからです。

 

それにこの柱の割れをどうすればいいのか?
そもそも素人がDIYしたので何か失敗したところがあったのか。
いろいろ不安になってきました。

 

この記事ではポイントを2つにしぼってまとめました。

柱に使った木材が割れた原因。
割れた柱をこれからどうすればいいのか。

この記事にはたくさん画像をのせました。
割れがどんなになっているか参考にしてください。

 

DIY自転車置き場の柱が割れた画像

 

自転車置き場の柱はこんな感じに割れています。
縦に割れていて木材の繊維に沿って割れているようです。
近くに寄ってみました。


この柱は【杉】を使っています。
杉の木材はホームセンターで購入しました。
ホームセンターで簡単に手に入ります。

 

 

もっと割れ目に近づいてみました。
この杉の木材のサイズは90cm×90cmです。
長さはホームセンターでカットしてもらいました。
柱にはキシラデコールを塗っています。

 

自転車置き場の柱が割れた【原因】

 

自転車置き場の柱が割れた原因を調べました。
結論を先にいうとこうです。

この木材が割れることを【干割れ】というようです。
【ひわれ】といわれています。

干割れの原因

木材が乾燥していく過程で起きる出来事です。
木材は時間が経つにつれて乾燥していきます。

乾燥するときの環境も影響があるようです。

日光の当たり具合、直射日光が当たるのか当たらないのか。あとは気温の変化などでも影響があるようです。
朝晩の冷え込みなど。

 

 

原因は分かりました。
原因を調べていて安心できることがありました。

この干割れはよくある事だということです。
めったに起きないことではない、特別な状態ではないようです。

安心しました。

 

自転車置き場の柱が割れた【修理・修繕対策】

 

自転車置き場の柱の割れ目の深さを測ってみました。
深い所で、約2センチあります。
結構深いようです。

この干割れをどうにかしないとならないと考えました。
なぜなら

この状態だと雨水が入って腐る原因になる。
ダンゴ虫やワラジムシが割れ目に入りボロボロにする。

 

ウッドデッキを解体したことがあるのですが木材が腐る原因はこれだと思っています。

ということで修理や修繕をどうすればいいのか調べてみました。
調べてみて結論はこうなりました。

「現状で様子見。何もしない」

 


なんで?と思われますよね。
実際調べる前はこんな修理・修繕を考えていました。

木材専用の補修材で割れを埋めてしまうという方法。

シリコンコーキング材で割れをふさぐ方法。

など考え割れ目を早くふさいだ方がいいのではないかと思っていました。

 

じゃあ何でそのままにしておくことに決めたのかです。
それはこうです。

通常の木材(腐りかけや腐りはじめを考えない)では乾燥していくと強度が増していくものなんだそうです。

時間が木材の強度を上げてくれるということが分かりました。

 

時間をかけて収縮を繰り返しながら強度を上げているというのです。

 

もし割れ目にシリコンコーキング材など入れた場合を考えると、木材の収縮に影響がでると考えました。
木材の割れ目に何かを入れてさらに状態が悪くなるより、この先どうなるのか様子を見よう。
そう思って何も修理・修繕しないことに決めました。

 

自転車置き場の柱が割れた【まとめ】

 

木材の割れは特別なものではないようです。
干割れといってよくある症状ということです。
住宅用に使う木材にも干割れは起きるということです。
何も知らない方はこの干割れを発見し不安になります。
今回の自転車置き場の柱が割れた状況と同じで不安になります。

 

そこでプロは干割れを抑えるために【背割り】と言う方法を使います。
わざと人工的に木材の中心近くまで割ってしまうのです。
そういう木材も実際売られています。
プロが背割りをした木材を使うということは、柱に割れがあっても大丈夫ということですよね。
背割りした木材をつかって強度が弱い建物をわざわざ建てませんよね。

 

なので今回は木材の割れは強度に影響は無いと判断して修理・修繕しないことに決めました。
割れに関してはそうしましたが、腐食しないように木材保護の塗料は塗っていきたいと思っています。