【DaiGo片づけの心理法則】読んだら服を捨てていました。

買ってよかったもの

片づけの心理法則というメンタリストDaiGoさんが書いた本を紹介します。
メンタリズムという分野を日本のメディアに初めて紹介したのがDaiGoさんです。
テレビ番組のモニタリングなどで有名になったので知らない人はいないと思います。

 

DaiGoさんは1日10冊から20冊も本を読む読書家です。
この驚異的な読書から生まれた知識をもとにいろんな分野の本を書かれています。

 

この【片づけの心理法則】もその中の1冊です。

 

この1冊は単純に物を減らして部屋をきれいにするアドバイスの本ではありません。
片づけという行動をすることによって人生を幸福にしようという本です。
「人生に幸福を」なんてむずかしそうですが、内容は具体的でわかりやすいです。

 

実際にこの本を読んでから、たまっていくだけだった洋服を罪悪感なく捨てることができました。

 

「物が捨てられない。」
「物があふれて困る。」
などの悩みには3つの心理的な効果が働いているとDaiGoさんは書かれています。

 

その心理的効果がこちらです。
【選択回避】
【損失回避】
【保有効果】

この3つを紹介します。

 

物が捨てられない心理的効果 【選択回避】

 

まずは物が捨てられない心理的効果のひとつ目。

【選択回避】です。

 

3つの中から1つを選ぶようにしようというルールです。
人は選択肢が多いと迷います、3つの選択肢だったら即決できるそうです。

 

例えばスニーカーが何足もあったら3つに絞ってあとは捨てます。
好きな本があったらジャンルごとに3つに絞ってあとは捨てます。

 

 

3つというのがポイントです。
3つに絞りこむことで「なかなか物が捨てられない。」という悩みを解決できます。

それに3つに絞りこむことでこんな効果も出てきます。

 

迷う時間を無くする。
物が3つを超えると選ぶときに迷ってしまいますよね。
選択肢を少なくすることで迷っている時間を無くします。
迷っている時間を幸せになる時間として使おうという訳です。

 

物はジャンルごとに3つに絞ることがポイントであとは捨ててしまうのが【選択回避】になります。

 

物が捨てられない心理的効果 【損失回避】

 

 

物が捨てられない心理的効果の2つ目。

 

【損失回避】です。

 

人は物を無くしたり、損をしたくないという心理があります。
物を買って喜ぶのは一瞬の間です。

 

その後は、
「せっかく買ったから。」と物をすてることが出来ません。
捨てることや他人にあげるたりすることは、したいけどなかなかできないものです。

なので結局、物があふれてくるというわけです。

 

 

物が捨てられない心理的効果 【保有効果】

 

物が捨てられない心理的効果の3つ目。

【保有効果】です。

 

人は一度所有したものには価値があると思うのが保有効果です。
自分が持っているものを高く評価するのです。

 

ですから、捨てられないし無くしたくないのです。
長年使ってきたものでもなかなか捨てられないものです。
結果的に物は処分できずに増えていくだけです。

 

まとめ

 

最後に内容をまとめると大事なところはこうです。

捨てられないので部屋はそのまま。
片づけなければならないのは分かるが見て見ぬふり。

「現状維持」ということです。

現状維持の心理は危険です。

 

DaiGoさんは1つ物を買ったら2つ捨てようと書かれています。

なんで?「1つ買ったら1つ捨てればいいでしょ。」

と思う方が多数だと思います。
この本にはなんで2つ捨てなければならないかも具体的に書かれています。

 

というわけでDaiGoさんの片づけの心理法則を紹介しました。
実際に読み終わって服を何着か捨てました。
最初に紹介した【選択回避】の内容通り3つには絞れなかったですが捨てることが出来ました。

 

この本のなかで印象に残った言葉があります。
「中途半端な物を買わなくなれば物は増えない。」
そうですねその通りですね、気を付けていきたいと思います。

片づけの心理法則はamazon Kindle Unlimitedで読みました。