梅シロップを白く濁らないようにするには冷蔵庫で作る

梅シロップ

白く濁らずにきれいな梅シロップをつくることができました。
透き通った梅シロップができるとうれしいですね。

 

冷蔵庫でつくる梅シロップは完成まで結構な時間がかかりました。
どれくらいかかったなどは記事にまとめています。

 

今回は冷蔵庫に入れてひたすら保管しました。
なぜ冷蔵庫にいれて作ったかなんですが、前の年に発酵させて失敗しているからです。
失敗の原因は温度と湿度なんだと思っています。
なので温度が一定な冷蔵庫に入れてみました。

 

梅シロップが途中で白く濁ってきたら残念ですがそれは失敗です。
白く濁ってくるのと同時に、つぶつぶの細かい泡も出てきます。
これは【発酵】です。

 

白く濁った梅シロップは飲めなくはないですが残念な結果ということになります。

 

この記事では梅シロップを冷蔵庫でつくれるかどうか?
さらに冷蔵庫に入れるときのメリットとデメリットがありました。

 

白く濁らないで透き通った梅シロップの画像

 

 

梅シロップを作った瓶の入れ物に水滴がついているので白く濁って見えるかもしれません。
実際は透明な梅シロップが出来ました。

 

なんで水滴が瓶の入れ物についているかというと冷蔵庫に入れていたからです。

 

梅は洗ってヘタを取り熱湯消毒した瓶容器に入れます。
氷砂糖を同量入れたらすぐに冷蔵庫にいれました。
なんで冷蔵庫なのか。
最初にもいいましたが温度、室温と湿度を一定にするためです。

 

特に直射日光が当たる場所はダメです。
あとは湿度も関係します。

 

失敗して白く濁り発酵した梅シロップの原因

 

まえのシーズンに梅シロップを作ったんですが白く濁って失敗しました。
おまけに細かい泡が出てきました。
完全に発酵です。

 

失敗の原因は温度管理でした。

 

梅と氷砂糖を入れた瓶容器を台所に置いていました。
置いていた場所が最低でした。

 

まず直射日光が当たります。
そうするとお昼や夕方にかけて室内の温度が上がってしまいます。

 

もう一つは台所はお湯を沸かしたり、調理したりするので湿度が上がります。
これも梅シロップが発酵してしまう原因です。

 

この温度と湿度を一定にしてくれるのが冷蔵庫です。

 

冷蔵庫に入れるときのデメリット

 

 

冷蔵庫に入れるときのデメリットです。

①大きな瓶容器を冷蔵庫に入れると邪魔
②氷砂糖が溶けきるまで時間がかかります。

 

デメリットは2つです。

 

大きな瓶容器を冷蔵庫に入れると邪魔

1kgの梅の量はかさばるので瓶容器もそれなりの大きさになります。
500gの梅が入るぐらいがちょうどいいかもしれません。

 

それでも瓶容器は大きいので冷蔵庫に入れると場所をとります。

 

あとは氷砂糖がとけるように瓶容器を回してあげなければなりません。
そのとき冷蔵庫から出し入れするのもイライラします。

 

業務用の冷蔵庫ならデメリットも解決します。
ですが家庭用冷蔵庫ではそうはいきません。
きれいな梅シロップを作るためにはあきらめるしかないですね。

 

氷砂糖が溶けきるまで時間がかかる

冷蔵庫内は庫内の温度が低いので氷砂糖がなかなか溶けません。
気長に待つしかないです。

 

前回、梅シロップの記事を書いたのがこちらです。

 

梅シロップの発酵を防ぐ【初めから冷蔵庫に入れてみた】

 

冷蔵庫に初めて入れてみた記事を書いたのが7月の初めです。

 

それで、氷砂糖が溶けきったのが9月中旬でした。
出来上がるまで約3か月かかっています。

 

冷蔵庫より温度が高い方が氷砂糖が溶けやすいと思います。
ですが発酵してしまうことを考えると管理のしやすさで冷蔵庫が一番です。

 

まとめ

 

前回の失敗から学んで梅シロップを発酵させずに冷蔵庫で作ることができました。
氷砂糖が溶けきるまでは温度管理が大切です。

 

場所をとることや、氷砂糖が溶けきるまで時間がかかるなどデメリットはありました。
それでも冷蔵庫でつくることはメリットの方が多いです。

 

時間はかかりますが完成するまでの時間も楽しめます。
前回、白く濁って発酵してしまった様子はこちらの記事になります。

 

梅シロップ白く濁った失敗した作り方

梅シロップが発酵したらやること。

梅ジャムの作り方、梅シロップの梅