自転車置き場の屋根をポリカーボネート波板でDIY

自転車置き場

自転車置き場をDIYしています。
今回は屋根について紹介します。
屋根といっても木材の組み方や、屋根に使う板の素材など選ぶ必要があります。
わたしはDIYで扱いやすい波板を使って屋根をつくりました。

 

屋根づくりは安全第一、足場には注意

 

 

まずは高い所で作業するので転落やけがに注意です。
安定した足場が必要です。
ポリカーボネート波板の上に乗るとバコバコして緊張します。
わたしは木材の板を用意しました。
板の上に膝をついて作業をしました。

屋根に使ったポリカーボネート波板

 

「屋根に使う板は何にしたほうがいいのか?」
結構悩みました。

 

最終的に決定したのはこの材料です。
ポリカーボネート波板
サイズ9尺
傘釘

 

なぜポリカーボネート波板にしたのか。
チェックポイントは下になります。

  • 素材
  • サイズ
  • 耐久性
  • 値段

 

順番に確認します。

素材について
硬質塩化ビニル樹脂やポリカーボネート樹脂が有名です。
使う場所によって素材を選んでください。
テラス・カーポート・物置・倉庫など使用する場所によって使い分けが必要です。これらはDIY初心者でも穴あけや切断ができます。
サイズについて
ホームセンターにはいろいろサイズが揃っています。
サイズの単位は「尺」、1尺=30.303センチメートル。
6尺、7尺、8尺、9尺など1尺刻みで売られています。
厚さは0.7mmや0.9mmがあります。
一般的には0.7mmのようです。
ですが0.9mmのほうが厚い分耐久性はあります。
実際0.9mmと0.7mmを触ってみました、ぜんぜん厚みが違うと感じました。
耐久性について
せっかくDIYするので長くもってほしいと思います。
耐久性とは別に【耐候性】という説明がされています。
耐候性とは屋外使用された時、変形や変色、劣化などが出るか出ないかです。
耐候性に強いのはポリカーボネート樹脂になります。
どれくらい長持ちするのかは下になります。ポリカーボネート樹脂 7年~10年
硬質塩化ビニル樹脂 2年~3年
値段について
硬質塩化ビニル樹脂の波板をホームセンターで見つけることができませんでした。
ポリカーボネート樹脂より耐久性・耐候性はないのでその分値段は安いはずです。
ポリカーボネート樹脂の値段です。
ちなみにわたしがよく行くホームセンターでは下のとおりです。サイズ6尺~7尺
安いもので800円~1300円くらいサイズ9尺
1900円くらい、厚さがある0.9mm厚は2400円くらいわたしは自分の車で運搬したので配送料などはかかっていません。
送料などは購入されるホームセンターで確認したほうがいいですね。

 

 

ポリカーボネート波板で屋根DIY作業

 

選んだ材料は下になります。

 

ポリカーボネート波板
9尺(長さ2730mm、幅655mm、厚さ0.9mm)

わたしは厚さ0.9mmを選びました。
0.7mmをさわって比較してみましたが、厚みの違いがはっきり分かりました。
耐久性・耐候性を考えて0.9mmを選びました。
値段は0.7mmより高くなってしまいます。

枚数
枚数は4枚使用してぴったりでした。
大きくカットしないで済みました。
屋根を作ったときに障害物があり、長さ20cm、幅10cmほどカットしました。

木材用のノコギリをつかってカットしましたが大変でした。
大きく長くカットする場合は専用の道具を使うなどしたほうが良さそうです。
木材用のノコギリはおススメ出来ません。

 

大きく気づいた点、注意したいことを3つあげます。

①垂木はケチらず多めにした方がいい


屋根には垂木(たるき)が必要です。
DIYなのでわたしは2×4材を垂木としてメインに使いました。
それぞれこだわりがある木材を選んでいいと思います。

問題は垂木の数、本数です。
ケッチって本数を少なくすると屋根を作るときに苦労します。
人間が屋根の上にあがるので垂木の数がしっかりしてないと不安定になります。
不安定だと屋根の上での移動が大変になり作業に時間がかかります。

 

そのほかにポリカーボネート波板の上に乗って作業するので、垂木の数が少ないとゆがみが出ます。
人間が乗るのでゆがみが出てくるのは仕方ないですが、垂木がしっかりしていないとゆがみが大きくなってしまいます。

 

今回の反省点は垂木の数については安定感を出すためにはケチらず増やした方がいいと思いました。

 

②下穴をあける作業は効率よくやる

 

 

作業の流れです。
ポリカーボネート波板を仮置きする。
そして下穴をあけます。

下穴は波板の山の部分にあけます。
わたしは下穴錐をインパクトドライバーに取り付けて使いました。

 

下穴錐は木工用ですがポリカーボネート波板にも穴をあけることができました。
穴のサイズもジャストでした。
用途は木工用なので自己責任になります。

波板は2.5山以上重ねる
重ねて下になる波板の端は波部分が上になるようにする
など気を付けなければならない点があります。
仮置きしたら今度は傘釘で固定します。

 

③傘釘は失敗したらなかなか抜けないので注意

 


下穴をあけたら傘釘を打っていきます。
釘打ち初心者のわたしは何度も失敗しました。
打っている途中で「ぐにゃぐにゃ」に曲がってしまいます。
ましてや屋根の上なので姿勢が安定しません。

一度「ぐにゃぐにゃ」になった傘釘はなかなか抜けないので注意です。
傘釘はよく観察してみると渦になっています、ネジが切ってあるような感じです。
失敗してしまうとなかなか抜けずに大変になるので慎重さが大切になります。

この渦状が強度につながっているのでしょう。

 

自転車置き場の屋根DIY まとめ

 

今回は自転車置き場の屋根について紹介しました。
いろいろ紹介しました、それだけ屋根は重要なところだと思います。
高い所で作業するので事故には気をつけなければなりません。
屋根が完成するとグッと自転車置き場っぽくなりました。